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ストーリー・設定構想: キーボード打ち込み(PC) vs. ペンで書く(iPad)

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お疲れ様です、poppyです。本日もこちらのブログを見に来てくださりありがとうございます。
今回はストーリー・設定構想に用いるデバイスのお話をします。

ストーリーを書くデバイス問題

皆さんはストーリーを書くときにPCでキーボードを叩くタイプですか?iPadのノートアプリに書いていくタイプですか? あるいはスマホのメモ・ノートアプリを使うタイプ?
あるいはそんなデジタルデバイスなんか使わず紙ないしノートっていう方もいると思います。
私は第1作目ではほとんどPCでストーリーラインからキャラの掛け合いまで書いていきました。文字数的には10万文字程度でしょうか。大まかなストーリーの流れはパワポにざっくり書き、会話は「会話コマンド」で出すものはGoogleドキュメントで、そうでないもの(シナリオ上で出る会話など)についてはRPGツクールに直接書いていったりしていました。ADVゲームの性質上シナリオの進行はゲームの進行部分に依存する(例えばギミックを解き、次の目的を得る)ことが多く、シナリオ上の会話はそれを補佐する役割であったため比較的容易に進められたかなと思っています。
ただ、第2作目はノベルゲームであり、第1作目よりも文章による展開がどうしても必要になってきます。順調に進んでいるときは良いのですが、一回詰まってしまうと翌日以降に進めようとしても何か気が乗らない。ちょっと書いたらすぐ休憩したり、ゲームプログラムの方に逃げたりしてしまう・・・なんてことが多発してしまいました。

そこで、ちょっと試しにiPad Air(第4世代)のノートアプリ(私が使っているのはGoodNotesというアプリ)でApple Pencilを用いて走り書きすると、アイディアが浮かんできて結構進めることができました。やはりPCばかりではなく他のデバイスで気分転換するのがいいのかな、ということを思いました。
これからiPadを用いて手書きでストーリーや設定を書くことの良い点悪い点をまとめてみます。

iPadの手書きの良い点・悪い点

良い点:流れや関連性、補足情報などを矢印で縦横無尽に引っ張ってこれる

手書きですと、流れや関連性・関連情報などを矢印を用いて縦横無尽にもってこれます。
私が書いたものには大量の矢印が用いられています。それはイベントAからイベントBへの流れを意味していたり、イベントAに関連・補足する情報だったりします。場合によって下線や丸で囲んでそこから矢印を引っ張ることでその単語に対する補足をつけたりします。他には(時系列的な流れとは別に)伏線となるイベントと伏線回収するイベントを矢印をつなぐこともできます。これをPCで再現するのは手間ですが、手書きなら一本矢印を引っ張るだけで解決します。これによって脳に自然と情報が整理されていき、単にPCを眺めているときよりもアイディアが思い浮かびやすくなっている気がします(個人の感想です)。

良い点:相関図・関連図が書きやすい

キャラ同士のつながりを書く相関図や情報の関連性を図で表す関連図についても手書きが勝ります。もちろんPCでもパワポを用いれば書くことができますが、スピードの面では手書きが何歩も上でしょう。そもそもワードやGoogleドキュメントで基本書いているのに、図のためにわざわざパワポに移動するのも面倒です。もちろんきれいな図が書きたいのならPC一択ですがそれは清書でやれば良いと考えています。

良い点:かさばらない・紛失リスクが低い

こちらは紙や紙のノートと比較してのiPadのメリットになります。もちろん上記2点は紙やノートでも可能ですが、私の場合昔からノートの罫線に沿って文字を書くのが苦手で、たいていそれよりも大きな文字で書くことが多いです。そうすることによって、ノートの冊数や紙の枚数がかさんでいくため、単純にかさばります。また「どのノートに書いたっけ・・・?」という現象になりがちです。紙の場合はその上紛失する可能性も高いです。私はその辺適当なのでどっかにポイってしてしまい、どこにあるかわからなくなります。
iPadの場合、どんだけ書いても下にスクロールすれば新たな領域が出現しそれは尽きることは有りませんのでかさばることはありません。また紛失リスクについてもiPadはベッドか机のどちらかにおいてありますし、充電のためにケーブルを挿していることも多いのでケーブルをたどっていけばiPadにたどり着くことができます。そのため、紙やノートよりもiPadが私の性にあっていました。

悪い点:手書きなので字が汚く、判読性に欠ける

とはいえデメリットがないわけではありません。まず「字が汚い」。これは「元々自分が書く字が汚い」という点と「思いついたアイディアが消えないうちにスピード重視で書いている」という点が合わさった結果、書いた本人ですら何を書いているのか判読が難しいことがあります。PCではどんなに急いでタイプしてもきれいなフォントで映し出されるので明確なデメリットといえるでしょう。
とはいえきれいに書こうとしてアイディアが消えてしまったら本末転倒だし、自分が書く字が汚いのは今に始まったことじゃないのでこれは受け入れるしかないと思います。

悪い点:PCに清書するのが手間

とはいえ、字が汚く判読性に問題がある状態は見返すときにはよく有りません。そのためPCで改めて必要な部分を書き下すことになりますが、それはつまりPCで直接打ち込むよりも手間がかかっていることになるので、単純に時間がかかります。そのため、こういったブログなどはiPadにメモすることなくPCに直接打っています。

悪い点:たまに充電忘れる

当たり前ですがiPadは充電が必要です。デジタルデバイスでない紙やノート、常に電源接続状態のPCは「充電」という動作は不要なので明確なデメリットになります。とはいえそこまで困ることはないです。ケーブルがちょっと邪魔ってくらいです。

おわりに

以上のことから、私の場合は、こういうブログなどはPCへ清書するのが面倒だし流れでかけちゃうのでそのままPCに打ち込んでいますが、ストーリーや設定で詰まったり、アイディアに困ったときにはiPadを使って情報を整理してあげると進みやすいということがわかりました。今後もPCとiPadの二刀流でかみひより2作目以降のストーリーを書いていきたいと思います。お楽しみに!

それではまた!

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